ジギング・エギング in 三浦半島西部 Part2

 

15:00

日の入りも徐々に早まっているので、前回の釣行よりもやや早めに葉山港到着。

すると、見慣れた車が。そして、堤防先端付近で見慣れたシャープなシャクリをする髭男。

釣り友シ○ちゃんと奇跡のバッティング!(と言いつつ何度もあるような気も…)

聞くとまだ特に気配も無いようなので、いつものように釣り漫談。

 

15:20

今日も2部構成を予定していたので、ここでのエギングは封印。

始めからメタルマルを投入し、青物、あわよくばのタチウオ狙い。

 

15:30

本日は月曜日のため常連もあまりおらずほぼ貸切状態。

シ○ちゃんが堤防入口付近、Kはその場(先端)で、と幅広く探ってみた。

その時、堤防先端付近で常連とおぼしき初老の男性がコンスタントに何か釣っていた。

カマスだ!

早速離れていたシ○ちゃんにLINEで報告するも無視。

こんなこともあろうかと昨日仕込んでおいた投げサビキ(カマススペシャル)を投入。

が、こちらも無視。

 

16:00

早々にカマスを諦め、メタルマルその他諸々をendlessな気持ちでcast。

タダ巻き、リフト&フォール、ストップ&ゴーなどなど持てる技をすべて投入。

が、ピクリとも反応せず…。

 

16:10

青物を意識した高速タダ巻きからのフォールでF3.5(指3本半ね)のタチウオHit!

追ってこれるスピードではなかったのでたまたまフォールした場所が良かったのか?

これを見たシ○ちゃん、すかさず戻ってくる。

Hitルアーはメタルマル19gレッドフレーム

「俺にも貸して」とタチウオの取り込みに苦労したKを横目にパープルを取り出しキャスト。

本人ビックリの1投目でHit!

今季タチウオ専用のルアーまで購入しても釣れなかったというタチウオが釣れて嬉しそう。

それもハンパなくwww

これを書いている今でも40を超えたオッサンの屈託のない笑顔は脳裏に焼き付いている。

 

16:20

無事に取り込みを済ませた後、着水からのロングテンションフォールでHit!

タチウオの出現でほぼ絶望と思っていたサバだ。

40は無いまでも35程度はあったので、このサイズなら同時期に回遊するようだ。

その後、シ○ちゃんにもサバ&カマスがHit!

すっかりメタルマルがお気に入りのご様子。

 

「祭りか!?」なんて思ったのもつかの間、これにて閉店ガラガラ。

 

しかし、この日はここからがスゴかった。

 

17:00

舞台をとある漁港に移し第2部エギングを開始。

この場所は角が人気の場所で大抵先行者がいるのだが、この日はエギンガーすらいない。

ゆっくり準備していると、この場所を狙ってきたであろうエギンガーが近づいてくる。

準備途中のタックルを手に急いで場所を確保。無事確保。

ただ、向かう途中に何故かカラビナでガッチリ留めているはずのハサミが落ちるハプニングあり。

しかし!奇跡的にテトラの隙間に挟まり無事確保。

ちなみに、スゴいのはこれではない。これだったら怒られることぐらい承知している。

 

17:05

そんなハプニングもあり5分ほど準備に時間を費やした。

隣に陣取ったエギンガーは早々にキャストしていたようだがまだ釣れていないようだ。

それにして風も波も無く海は非常に穏やか。この上ないエギング日和だ。

立ち位置は角のため270°キャスト可能。

右側はお隣エギンガーが探った後のようなので左側から攻める。

 

1投目。

アタリ! → スカ(おそらくこれは持ち所が悪かったため…、とでも言っておこう)

 

17:10

2投目。

アタリがあった付近よりやや遠目に着水。

まだ潜んでいるであろう水深2m付近でテンションフォール。

気持ちよく持っていく。ここでまず1杯。

横抱きしてるしww

 

17:15

3投目。

同じ場所でテンションフォールするとモゾッ。

聞きアワセて掛けて2杯目。

1杯目が横抱きしていた割にはアタリが小さい。

 

17:25

5投目。

Hitした場所は少し寝かせるため左側から正面へ攻撃をシフト。

この日は居れば活性が高そうだったので、着底を確認してから一気に2mシャクリ上げる。

フォールへ移行した直後に3杯目。上出来だ。

 

17:40

正面にも居ないようなので、お隣エギンガーが攻めていた場所にキャスト。

あまり期待しないでいると、この場所での1投目に違和感あるも乗らない。

2投目で慎重に探っているとまたもや違和感があったのでスイープにアワせ。

やたらと引くこの4杯目が今日一番の450g(自宅計量)。

 

17:50

用事を思い出したこともあり、場所を大きく変えて前回調子の良かった岸壁中央付近を再調査。

で、ここでもHitの5杯目。

 

18:00

合計5杯で満足の帰宅。

 


 

【総括】

第1部(ジギング)は決して満足のいく釣果ではなかったが、気配の薄い中でタチウオを筆頭に釣り上げることができたのは評価して良いと思う。あくまでメタルマルのおかげで、自分の腕ではないという気もするが・・・。

第2部(エギング)は非常に満足。今思えば、活性が高かったのか低かったのかわからないが、小さなアタリを含めてすべて「掛かっていた」ではなく「掛けた」ことは大きく評価したい。最近強く思うのは、同じエギを使い続けることの大切さ。写真を見てもらえればお分かりのとおり、実はK、未だに旧エギ王(Q浅)を好んで使用している。かれこれ4年は使用しているので、「水中でエギがどう動いているのか」ある程度正確に読めているのではないだろうか。ある程度エギングを続けて「これだ!」というものを見つけたら暫く使い続けてみることを強くオススメする。釣りの世界でも『石の上にも3年』だ。

ジギング エギング ランガンツアー in 三浦半島西部

 

16:00

葉山港到着。日の入り(閉門)までの1時間勝負。

というのも、前回ココへ来た時に学んだことをいざ実践。

やはり常連は細かく知っているんだろう、ココのポテンシャルを。

当時18時の日の入り(閉門)で17:30に到着し、あれよあれよと言う間にサバを数本サクッと釣り上げ悠然と立ち去って行った。

一言でいうと「職人」

NHKのプロフェッショナルに出てもおかしくない。いや、ぜひ出て欲しいものだ。

 

そう、この場所はおそらく閉門間際でないと釣れない場所なのだ。

この日もやはり16:30まで青物の動きなし。

 

16:10

暇つぶしにエギを投げたらコウイカが釣れた。

 

2014-10-28 16.06.42

これはこれでナイスPlay。

実はK、最高級と言われるアオリイカよりもコウイカの方が食味は良いと思っている少数民族のうちの一人。

半年ぶりに食えるのかと思うと喉が鳴る。

 

16:20

この時間になっても誰のロッドも曲がらず。

嫌な予感。確かにこの前の職人もいない。

だが、職人の教え(いつ教わった?)を信じてキャストを続ける。

すると10分ほどしてから着水地点のベタ底からシャクり上げた直後にHit。

 

16:30

サバを1匹追加。

「さぁ戦いだ!」

2匹目のドジョウならぬサバを求めて再びキャスト。

だが、どうも続かない。おかしい。群れが小さいのか。

Hitしたベタ底・中層・表層すべてのレンジを探るも、メタルジグのカラーチェンジやサイズダウンを試みるもまったくの無反応…。

さてどうしたものかと万策尽きた感が漂い始めた10分後。

 

16:40

タチウオが釣れた。

明確な理由はないが、タチウオと言えば東京湾という印象が強かったのでかなり意外。

サバが釣れない理由はこれだった。

指3本半、上等。

 

16:48

閉門まであと10分少々という限られた時間の中でタチウオ2匹目をGet。

なぜか尾の付近に鈎掛りしていたので、まぁよう引きました。

あまりのドラグの出っぷりに「ワラサっ!?」とちょっと焦ったほど。

残り10分少々でワラサなら完全に閉門アウト。

警備員さんの怒りを鎮めるのにワラサを献上すればごまかせるかちょっと真剣に考えた。

秋イカ用のライトエギングタックルなので無理をせずランディング。

これも指3本半、OK、OK。

 

16:58

閉門2分前に何とか脱出成功。

 

18:00

本日第2戦の会場到着。湘南某所とでも言っておこう。

本来なら三崎付近まで南下してエギングの予定だったが、予定外のカミサンからの要求に応えるため自宅からもさほど遠くないこの場所をセレクト。

正直この場所とはあまり相性が良くない。

 

満潮は18:40。下げ初めのあたりが勝負時かと。

潮はほとんど流れておらず生命感は限りなく少ない。

知ってか知らずか他のエギンガーも姿は見えず。

秋イカなのでランガン開始。

 

19:00

2014-10-28 19.09.48

300~400gかと思われる1パイをキャッチ。

エギをシャクリ上げた直後にラインがふけるアタリ。

夜はラインが見えないので、このアタリを確実にモノに出来たことは大きな一歩。

 

19:10

2ハイ目を追釣。和幸のロースカツぐらいの大きさ。

かなり上の層までシャクリ上げた後なのでかなりの距離を追っかけてきたナイスファイター。

 

20:00

カミサンからの帰宅命令に背くことは死に値するため、後ろ髪をエギにアタックしたアオリイカのごとくグイグイ引っ張られながら帰宅。

 

ここでの帰り際に地元アングラーと情報交換。

やはり今年はどこも厳しいらしい。

沼津方面まで遠征するも貧果に終わったとのこと。

それにしてもこの御仁、カヤックも所有しており、海の近くに住んで釣り三昧のご様子。

パドルボードフィッシングの存在や周辺の情報も教えてもらって本当に感謝。

こういう人とはぜひお友達になりたいものだ。

 

今回の釣行内容は自分でも納得。

久々にカミサンの実家にも十分なおすそわけができた。

帰宅後、カミサンを前にクーラーBOXを開けたKがドヤ顔だったことは言うまでもないだろう。

2014-10-29 10.17.07

アジにフラれ八景で涙の秋メバリング

 

20:00~22:00

本来なら今頃アジングの記事をルンルンしながら書いているところだが、蓋を開けてみればどっぷりメバリング。

アジを狙ってメバルが釣れれば「脇役があって主役が引き立つ」的な納得感はあるが、主役が不在の脇役だけの舞台になると、まぁ何とも盛り上がりに欠けるったらない。

しかしながら、せっかくの釣行なのでそんな舞台のことでも今後の参考に記録しておこうと思う。

 

今回はアジング用に導入したマイクロワインドからスタート。

ダートアクションする専用ジグヘッドに逆扁平ミノーシェイプのワームをセット。

TICT(ティクト) ダートジグヘッド
TICT(ティクト) ダートジグヘッド

 

 

バークレイ ガルプ!ソルトウォーターミノー
バークレイ ガルプ!ソルトウォーターミノー

 

 

どちらもアジはもちろんメバルもメインターゲットとして開発しているだけあってやっぱり釣れます。

 

2014-10-26 20.47.04

えぇ、メバルだけね。わかってるって?

 

ただ、ロリメバルからややグラマーなメバルまで食ってきたんで、案外冬場でも少し活性が高ければこれでやり通せるかもなんて考えたり。

冬場であればダート幅を抑えてゆったり誘うような工夫は必要かもしれませんが。

 

2014-10-26 21.31.12

これなんて結構なグラマラスばでぃー。25cmオーバーのGカップ^^

 

っと、まぁ冗談はさておき、主役のご登場とはならなかったことは残念だったが、毎年12月から4月まで始まるメバリング修行の課題としてはいいもんを見つけられたかと。

ただ巻くだけのジグヘッドよりも常に動かしているコッチの方が性に合ってるし、何よりジグヘッドがやや重めの設定(Kは2g~)なのでどこを探っているのかわかりやすいのは気に入ってる点。

最近気がつきましたがKはせっかちな上、分かりやすいのが好きなようです。

何とも単純な…。

この歳になって己を知るとは、人生常に勉強ですな。

メタルマル

 

このルアーと出会ったのは昨年の潮干狩りシーズン。

フックが無い状態でポンッって置いてあったんです、いやホントに。

無神論者のKでも「神様からの贈り物」って本気で考えましたわ ww

 

それまでメタルマルの存在など知らず、「エギに似せた変なルアー」ぐらいにしか思っていませんでした。

だって、ねぇ? 正直おかしいでしょ、この形。 なに釣るの、これで?って感じ。

そんな第一印象もあり暫く使うことなく保管。

ふとしたきっかけで、この夏にブリーデン・メタルマルということを知り、ならばと使ってみたところ・・・

 

大当たり!!!

 

明らかにいわゆるメタルジグ一辺倒だった頃より断然釣果は良くなっています。

サバ、アジなどの青物はもちろん、タチウオ、フグ、クロダイまで。

実はこの夏はカゴ釣りを本格的に始めようかと模索していたが、あまりの釣れっぷりにショアジギングから離れられなくなりました。

“ 魚種限定解除 ” というフレーズで売り出しているようですが、まさにそこ言葉通り!

もともとライトショアジギング用のルアーとして開発されており、13g,19g,28gとエギングロッドでのキャスティングにぴったりのウェイトなので、特にこれからのエギングシーズンではエギと共にタックルBOXの中に忍ばせておいてもいいと思います。

 

しかーし!

そんな輝かしい釣果をもたらしてくれるメタルマルにも難点がいくつかありまして。

そこで、そんな解消すべく奮闘した記録をココでご紹介。

最初に断っておきますが、タメにはなりません。

人柱的に見てもらえれば幸いです。

 

まず、フロントフックとテールフックが絡むんです問題。

これはリアのブレード&フックを取り付けるにあたり、その中間にベアリングスイベルをかましているのですが、これがそれなりに長いものなので構造上仕方のないこと。

そう何度もあることではないのですが、ナブラ発生の直後にこのトラブルに直面すると明らかにイライラしてしまいそうなので改善策を模索してみました。

「スイベルを固定してしまえばいいじゃないか!」

善は急げで熱収縮チューブをホームセンターで購入し、メタルマル本体とスイベルの間にセット。

それがこの状態 ↓

2014-10-11 06.20.35

ね、いい感じでしょ?

ところがどっこい、これがさらにストレスを呼ぶことになるとはね。

なぜか飛距離が20%減。

理由がわからずソッコーやめました。

 

続いて、フロントフックがラインに絡むんです問題。

これはメタルマルを軽くジャークさせると起きる現象。

そこで単純に 「フックを替えてしまえばいいじゃないか!」 となった次第。

トリプルフックだと構造上フックと本体の間にスプリットリングをかまします。

本体との距離が離れてフックの自由度が上がれば上がるほど絡まるわけです。

どうしたものかと思案した結果、フックをダブルフックに替えてみました。

自由度は下がってもフッキングには問題なかろうと・・・

2014-10-11 06.35.14

 

ところがこうなるんです、投げると ↓

2014-10-11 06.36.43

まるで切腹ですな ww

ルアー形状が逆扁平のため?

 

今まで使ってきたメタルジグでは起きなかった現象が次々と起き、結局チューンするのはやめました。

そのままが一番。 うん、間違いない。

ここまで簡単に書きましたけど、ここに至るまでも結構な時間がかかっているんです。

その上での結論なので納得です。

 

一説にはブリーデンのレオン氏を筆頭にメタルマルの開発に3年を要したとのこと。

確かにそれだけの期間を要しただけのことはありますよ、ホント関心。

 

で、

ホントにこれだけだと何の情報にもならないので、K的な快適使用方法をご紹介。

まず、キャストはエギと同じで “ ペンデュラムキャスト ” が一番飛びます。

しかも垂らしはかなり長め。Kはグリップエンドと同じぐらいとります。

これで100mは楽勝です。19gで。

あと、ジャークの時は出来るだけラインスラックを作らないようにするとフック絡み、ライン絡みは減ります。

よろしかったらお試しください。

 

最後にそうそう。

このメタルマル、売ってないんですよ。量販店では滅多にお目に掛かれません。

ブリーデンの戦略なんですかね。希少性を上げて、よりアピールしちゃうみたいな。

妖怪ウォッチと同じですね、やり方が。

それもやり方の1つではあると思いますが、出来ればもう少し入手しやすくしてくれると有難いっす。

卒業 ~贈る言葉~

 

本日をもってこのホームページを卒業・・・って意味ではないです^^

 

表題の件、改めて何事かと言いますと、「ダイワのリールを卒業します」宣言です。

もうガマンが限界です!

晴れて卒業を決めた暁にこれまでのうっぷんを晴らしておこうかと思いましてね。

(ダイワ派の方、気を悪くしないでくださいね。これもひとりごとです。)

 

まずは手始めに小さいことから。

 

1.ドラグ音が気に入らない!

個人差があるとは思いますが(下記のことも含め)、どうしてもダイワのドラグ音はダメなんです。

「カリカリカリカリ・・・」

なんかオモチャっぽいというか、軽いというか・・・

それに比べてシマノは金属的な音がします。

「キンキンキンキン・・・」

オモチャはオモチャでも大人のオモチャ(変な意味ではない)なので、やはり多少なりとも高級感のある音が使っていて心地良いです。

 

2.飛距離が伸びない!!

ダイワのスプールはシマノに比べてスプール径が全般的に多くなっています。

そのためどうしてもライン放出時に放出されたラインがガイドに干渉しやすくなりパワーロスを引き起こします。

結果、径の小さい同型のシマノリールに比べるとよりコンパクトにラインを放出するシマノに軍配が上がるわけです。

比較的軽く、また空気抵抗の大きいルアーの代名詞であるエギを投げると明確にわかります。

Kの感覚ですが、シマノの10%減ってトコでしょうかね。(たいしたことない?)

 

3.ライントラブルが多すぎる!!!

卒業と言う結論に至った理由はこれに尽きます。

一説にはシマノのAR-Cスプールはダイワがお蔵入りにした技術のようですが、なぜダイワはこの技術を世に出さなかったのか不思議でなりません。

Kの使い方なんですかねぇ・・・ よくこうなるんです。

2014-10-07 15.24.37

わかりますか?スプールからラインが出てしまっているんです。

これはキャスト後にベールを戻して巻き始めたあたりでよく発生します。

スプールエッジの形状が曲線であるが故、ラインと “ 線 ” で接触してしまうこともあって引っ掛かりやすくなっているんでしょうね。

こうなってしまったら次のキャストが怖くて仕方がありません。

次のキャスト時に放出されたラインと一緒にこのはみ出た部分が一緒に出てしまうと・・・ 世にも恐ろしいことが起こります。

キャストの度にいちいちチェックなんてしないじゃないですか。何度このトラブルに泣かされてきた事か。

高価なPEを30m切断するときの断腸の思い、ご理解いただけると思いますww

これに比べシマノのAR-Cスプールはエッジが鋭角で “ 点 ” でラインと接触するのでエッジに引っ掛かることが少ない、いやほぼ皆無です。

ホント、AR-Cになってからと言うものの明らかにライントラブルが減りました。

 

 

ただ、ダイワのリールも良い点がまったくなかった訳ではありません。

外観・・・ あと・・・ んん・・・ これだけ???

ショーケースなどで飾っておく分にはいいかもしれませんね。

 

あ、もうひとつありました。

ダイワはPEではなくフロロやナイロンであればシマノよりも適しているかもしれません、スプール径が大きい分。

ご存じだと思いますが、前者は巻き癖が無いので径は小さくてもよいのですが、後者は巻き癖が付きやすいので大きい径でゆったりと巻いてあげた方がトラブルが少ないのが一般的です。

残念ながらKはスピニングではPEしか使いませんのでこの恩恵にあずかることはないでしょう。

 

あ、あ、もうひとつ。

ヨレはダイワの方が少ないですね。

ツイストバスターなんてカッコイイ響きの機能がついているだけはありますね。

が、これもスプールからラインがはみ出ることに比べたら対処のしようがあります。

 

最後にこよなくダイワのリールを愛している方に贈る言葉。

ダイワのリールってスタンドの種類が少ないですよね。

あってもこんな余計な機能がついているものだったり ↓

RCSローリングフックホルダー

Kが使っていたリールはいわゆる12エメラルダスで、しっくりくるスタンドもなかったので渋々(デザインが気に入らなかった)それを使っていたんですが、何とビックリ!使っているうちに緩んで落ちそうになるという不始末!!危うく海の藻屑になるトコでしたよ。

それから、ようやくたどり着いたのがシマノのアオリスタンドでした。

シマノとダイワのリールはハンドルノブなど互換性のある部分も少なくないことは知っていましたが、いざここまでピッタリはまってくれると嬉しかったですねぇ。

こんな感じ。ね、しっくりでしょ。

2014-10-07 15.27.53

スタンドと本体の間にワッシャーなど余計なものを入れず、そのまま絞めこんでみてください。

長い間使っていましたが、ダイワ純正のスタンドのような不始末はありませんでしたよ。

まだスタンド探しの旅をされている方、ご参考にどうぞ。

横浜エギング Part2

 

今日がYAMASHITAエギングモニターの釣果報告最終日。

まだあと1回の報告が残っているので仕事終わりに強制エギング。

 

賛否両論あると思いますが、Kは少しでも風の影響がある場所は徹底的に避けます。

横風はもちろんアゲインストであっても許しません。

ただライン捌きが面倒なだけなんですが。

 

この日も徹底的に風を避けて普段はやらない場所でやってみることに。

何度も足を運んでいる場所なのでだいたいの地形はわかってます。

ボトムにこれといった障害物も無い場所です。

ただ、岸壁の角になるので潮のヨレは期待できます。まだマシかと。

少しでも変化のある場所を探した結論です。

それにしても結構エギンガーが増えましたね。。。

プレッシャーが高いので苦戦が予想されますな。

 

18:00 角はすでにエギンガーがいたので中間地点でスタート。

潮は左から右へ緩く流れているようです。

20:08には満潮の潮止まりなのでそれまでには何とか釣りたいなぁ・・・

そこそこ水深がある場所なので、この日は最初から最後までLiveサーチで通すと決めてました。

ボトムから中層、表層まで探してみましたがおりません。

アクションにも変化をつけてクイック、スローとやってみましたが・・・ う~ん・・・

そんな時に角のエギンガーが場所を移りました(チャンス到来!)

 

ココは3.0号でも何とかボトムを取れる適度に潮も流れています。左から右へ。

最近ラインを細くしたので流れの層も感じ取れるようになったのですが、この日はボトム付近の層だけ流れていたようです。

イカは基本流れの中で捕食活動を行っていると思っているので重点的にボトムを攻めます。

18:40 答えが出ました!

2014-09-30 18.40.45

 

18:46 連チャン

2014-09-30 18.46.59

 

写真でわかるとおりガッツリ横抱きです。

「活性バリ高!?」と喜び勇んでこの後2投するもスカ。

もう少し粘ってみても良かったのですが、本日はゴハン当番なので帰りました。

 

ちなみに、今回のアクションの肝はスローフォールです。

Liveサーチはやや沈下速度が速めに設定してあるので、シャクった後にロッドを下げずに上げたままアタリを取ります。

こうすればエギが上がった最高到達点からゆっくりフォールさせることができます。

一度ロッドを下げてしまうとどうしてもエギの沈下が進んでしまいますからね。

Kの前にいたエギンガーは釣れていなかったみたいなので、今回は引き出しの多さで勝ったかな(笑)

 

9/30までに3回釣果報告義務。よくがんばりました。

unnamed

横浜エギング

ブログモニターの釣果報告があと2回残っているってマズくない?

ってなわけで、仕事前の朝練に行ってきました。

遠征はできないので近場です。

 

4:00 スタート

まずはLiveサーチでイカさんを寄せてみます。

アタりません・・・ 寄りません・・・

いやーな空気が流れましたが、エギをQ浅3.0号に変えてスローに攻めてみることに。

 

4:50 ようやく1パイ

2014-09-29 05.10.20

 

そこから20分おきに1パイずつの計3杯で終了。

 

正直この日はLiveサーチの効果はよくわかりませんでしたね。

特に寄ってきたという感もありませんでしたし、イカもやはり気分というのもがあるのかな?

いくらエギが喜ぶって言ったって、毎日フランス料理じゃ飽きるでしょうしねww

いや、よく考えてみると一番の原因は投入回数が少なかったことじゃないのか!?

実は1つロスりまして・・・

もう1本を失くすわけにはいかないと無意識に投入を抑えていたようないないような・・・

ってことで2本追加しましたww

2014-09-27 15.45.47

前回の沼津での効果は確かなものでしたからね。

 

9/30までにあと1回釣果報告義務。がんばりまーす。

unnamed

沼津遠征?

 

前回の投稿から約1か月経っていたんですねぇ。

アラフォーになってから時間の進みが随分早くなった気がします。

どうも、あいかわらず地元でコソコソ釣りを楽しんでいるKです。

 

ヤマシタのエギングブログモニターに当選してから暫く経ちますが、これまでどうもホームである三浦半島では釣果がパッとしないので、家族旅行のついで(エギングついでの旅行ではないことはカミサン対策で念押し)に沼津でシャクってきました。

 

こんな場所です。九連って書いて「くづら」って読むみたいです。

ちゃっかり自転車積んでるしww

2014-09-18 08.12.22

 

いわゆる“どシャロー”って場所で水深は深くても1mほどでしょうね。

2014-09-18 08.12.26

 

YAMASHITAからいただいたLiveサーチは沈下スピードがやや速いので、着水直後からダートさせてラトルで子イカを寄せるために使ってみました。

が、これがスゴイのなんの。ワラワラ寄ってきましたww

Liveサーチで寄せて、Q浅で釣る。これがどハマり!

2014-09-18 08.10.08

 

Liveサーチでも釣ってみましたが(写真、切れちゃってますね)、やはりシャロータイプの方が釣り易い。早いとこLiveサーチのシャローも発売してもらいたいものです。

2014-09-18 08.40.11

 

結果としては1時間弱で6杯。

数はまとまっていたのですが、いかんせん型が小さい。

3.0号のエギでより小さいイカをかける技術までは持ち合わせておりません。

いつ修行するの?  いや、無理でしょ ww

沼津でこの時期にこのサイズ、地元アングラーも嘆いていました。

 

9/30までにあと2回釣果報告義務。がんばりまーす。

unnamed

沖堤にてベイトフィネス三昧

 

釣行日 2014/08/22 (金)

釣果 カサゴ×40 over

場所 野島防波堤(ドック先、ハナレ)

釣行時間 7:00~18:20(下げ→上げメイン)

Hit Time 終日アタリっぱなし

潮時【横須賀】 中潮 干潮09:07→干潮16:00

天気(前日) 晴(晴)

気温(前日比) 33.6℃(-0.4℃)

水温(前日比) 横須賀27.2℃(+0.7℃)

風向(強弱) 南西(強)

波高 やや高い

透明度 B

タックル ベイトフィネス テキサスリグ中心 ワームはホワイトカラーが有効


最近、ベイトフィネスロッキング(カサゴ)にハマっていることは前記のとおり。

それに加えて野島防波堤に渡船している村本海事でカサゴ大会を開催しているとのことでエントリーしてみることにした。

2014-08-22 06.55.32

エントリーするまでの最長は25.5cm、十分優勝が狙えると踏んだわけで。

さて、これまで陸っぱりで細々とやっていた成果はいかに。

 

まずは、ドック先と呼ばれている防波堤に上陸。

2014-08-22 11.54.23

渡船利用が初めて、もしくは不慣れであれば青灯と呼ばれる別の防波堤を勧められ、管理人Kもご多分に漏れずそのように勧められたが、どうしてもココを攻めてみたかった。

というのも、ベイトフィネスを始めたきっかけでもあるLEON氏出演の入門DVDの舞台がココ(ドック先)だったのだ。

ポンポンとカサゴを釣る様に衝撃を受けたことは今でも忘れられない。

上陸を果たした今、胸の高まりを押さえることができようか。

さて、釣果は?

結論を言うと、午前中の4時間弱で軽く20はオーバー。

もうそれは夢中で釣りまくりましたよ、ええ。

ただ、サイズが伸びない。最長でも手のひらどまり(23cm)。

これでは優勝はできないので、午後はハナレをせめてみることにした。

 

と、その前にドック先のことを備忘録的にメモ。

・オカマ方面には根が少なく、ドック側に根が集中

・ドックに向かって左の敷石の幅は狭く、右は広め(ただしオカマ周辺は無)

・結論としてカサゴはドック方面の右側に集中

 

午後からはハナレ。

2014-08-22 12.40.57

堤防が崩れて海中ではそれがストラクチャーとなり魚が溜まりやすいって感じ?

確かに周辺に根は多いようだが、探ってみるとそれほど大きな障害物もなく、どちらかと言うと堤防の基礎部分、敷石まわりを攻めるといった具合。

さて、ここでの釣果は?

やはりの結果で軽く20オーバー。

ただ、ここのポテンシャルはこんなものではないはず。

当日は南西の風が強く、斜めから吹き付ける感じで、どうにもアタリが取りづらい。

おまけに堤防の一方(南側)は波がバッシャンバッシャン。

おかげでハナレのほんの一部しか攻めることが出来なかった。

それでも何とかこの釣果を出すことが出来たが、風も少なく、波も穏やかであれば、広い堤防の全体を探ることもできただろうし、何よりアタリをしっかり取れることは大きい。

結局サイズは伸びずゲームオーバー。

 

ハナレの備忘録。

・潮が速いのでシンカーは最低でも7g

・赤灯方面から20mほどぐらいしか沖の根が存在しない

・その他は足元の敷石ぐらい

・南西風が強いと釣り辛いので他の堤防への移動を検討すべし

 

最後に全体的に備忘録。

・常時濁っているようなのでワームはホワイトカラーが有効

・潮を被るので荷物は最低限に

・バッカンに荷物を入れておいたのは良かった

・水は2lボトルではなく、500mlで小分けに(クーラーの開け閉めが減る)

・スパイクシューズを履くほど滑らないのでサンダルで十分

 

ショートロッドの可能性

 

Kはエギングでも好んでショートロッドを使用している。

それも世間一般でにショートと言われているレングス(7ft後半)よりも更に短い。

おそらく陸っぱりエギングでは前例のない7ftジャストもしくは6.3ftなんてのも使っている。

 

主に使用している愛竿

nuovo_caramaretti_boat_top

オリムピック GSONCS-702ML-BS

 

一見やり辛そうに思えるこのレングス。

ところが、不思議なことに一般的なレングス(8ft台)からのチェンジで劇的に(とまでは言わないが)釣果が良くなった。

 

そこで、異論反論あると思うが、エギングにおいてこのレングスにするメリットならびにデメリットをまとめてみたので参考にしてもらえれば幸い。

 

≪メリット≫

・感度が良くなる

同じ素材で長さの異なる棒があるとしよう。極端な例だが一方は30cm、他方は5m。端をもって先端をはじいた場合、どちらが感じやすいかと言えば明らかに前者だろう。短い分伝達スピードに違いは出るし、長さがあれば当然しなりの分で衝撃を吸収してしまうこともある。長さは違えど一般的な8ft台のロッドとKが好んでいる7ftのロッドとの感度の違いはこのことからも証明できるだろう。

 

・疲れにくい

改めて説明することも無いかもしれないが、長い分重さを感じやすくなるのはごく当然のこと。だが、この重さと言うのは全体的な自重の話ではなく「持ち重り感」のことである。今更ながら「持ち重り」とは、グリップを握ってロッドを持った時に先端付近に感じる重さのことである。各社ともこの持ち重り感を解消すべく、グリップエンドにバランサーを入れたりと工夫はしているが、当然これによって全体的な重さは重くなってしまう。確かにショートロッドであってもこの持ち重り感は無くならないが、短い分感じ辛くはなっているはずだ。アングラーは時に半日この重さに耐えなければならないので、たとえ少しの重さの違いであってもこの負担は大きい。

ちなみに、持ち重りの話が出たので、ここで「持ち重り感」を大きく左右する2つの“継ぎ”の話をしようと思う。

印籠継ぎ(スピゴットフェルール)は接合のためにペグと呼ばれる芯がバット側に埋め込まれており、これによって継ぎ目の強度UPを図っている。だが、他の継ぎと比べるとどうしてもペグが入っている分重くなってしまい、バット側の先端にあるおかげで持ち重り感が増幅してしまうというデメリットもある。

2pcs

印籠継ぎ

 

並継ぎ(フェラライトフェルール)はペグが無い分、軽くスムーズにロッドが弧を描くのが特徴。当然こちらの方が持ち重り感は少ない。デメリットとしては、印籠継ぎと比べ強度が劣るとあるが、えらい大物を掛けるのでなければ現在の技術で十分カバーは出来ている。ちなみにKはこちらを好んで選んでいる。

02

並継ぎ

 

・集中力が途切れにくい

前述の「疲れにくい」に繋がる話だが、実はこの「集中力」こそ釣果を左右する大きな要因だと考えている。人間、疲れれば当然集中力は低下する。結果、エギの操作が適当になりイカに余計な警戒心を与えてしまう。集中力が残っていれば釣れたはずのイカもこれまできっといるはずだ。

 

・持ち運びや収納がしやすい

これは正直たいした話ではないが、短いがためのメリットの1つ。

 

 

≪デメリット≫

・飛距離が伸びない

弾性要素も排除できないが、ロッドは長ければ長い分だけ飛距離を出すことが出来る。これは物理の世界だろうからKの苦手分野ではあるが、おそらく「○○の法則」ってヤツだと思われる。何となくわかってほしい。しかしながら、ショートでも十分飛距離をカバーできることは可能だ。その1つがキャスト方法。Kはペンデュラムキャストという方法でキャストしている。いわゆる垂らしを長くとって振り子の原理で投げるアレである。これであればロッドを振り抜くスピードに加え遠心力も増すため、簡単に飛距離を稼ぐことが出来る。一般的には第一ガイド付近までエギを下ろしてのキャストのようだが、Kはグリップエンドもしくはそれ以上垂らして遠心力を増しているため、自分で言うのものなんだが、そんじょそこらのアングラーであればショートロッドであっても飛距離で負けることはないと思っている。慣れればそれほど難しくも無いし、正確な場所にキャストすることも可能なので一度チャレンジしてみてほしい。他にもラインを細くするとか、ガイドを小さくするとか、Kでも気がついていない方法は他にもあるはずだ。自分で発見することも釣りの楽しみの1つだろう。

 

・足場が限られる

と一般的に言われているので一応デメリットとして挙げておくが、正直Kにはこの意味がわからない。アングラーからアオリイカまでの距離の大半はラインが占めているのだから、ロッドが例え1ft変わったところで大して影響はないだろう。ロッドの短さをラインスラックで補えば良いだけの話。全国のエギングポイントの足場など経験上高くてもせいぜい15m程度。この範囲であれば十分対応できるし、Kは対応してきたつもり。

 

・周囲からの熱視線を浴びる

7ftとなると周辺のアングラーのロッドと比べると明らかに短いことは一目瞭然。たまに、いや、結構「それ、どこの竿ですか?」なんて聞かれることがある。静かに釣りをしたい人には向かないかもしれない。

 

・商品が少ない

ショートロッドでのエギングが復旧していないため、当然そんなエギング専用ロッドなどどこのメーカーも扱っていない。Kも今のロッドに巡り合うまでは、バスロッドから始まりボートシーバスロッド、そしてボートエギングロッドという遍歴を辿った。今でこそボートエギングがそこそこ浸透し、それに伴ってロッドのラインナップも豊富になってきたが、それでも自分好みのテーパーだったり、レングスだったりと、なかなかセレクトが難しい。こればかりは各メーカーから陸っぱり専用のショートロッドが発売されるまで待つしかなさそうだ。

 

最後に、Kが愛して止まないGSONCS-702ML-BSの他に良さそうなロッドを幾つか紹介しようと思う。

 

ヤマガブランクス Various EG77M

waterhouse_4560395510103

K的には少し長めだが、ショートロッド入門であればこのぐらいからスタートした方が入り易いのではなかろうか。

 

エバーグリーン SIMS-73M ウィップジャーク

02120005_08

ボートエギングロッドとしては有名。陸っぱりでも愛用しているアングラーがいることは少人数ながらも確認済み。

 

 

エギングの歴史はまだ浅い。世に出てからせいぜい10年足らずだろう。だが、急激にエギング人口が増え、創世期に比べ明らかにアングラーの技術が向上した昨今、各メーカーは次なる一手を模索中なのではないだろうか。一般的なレングスの8ft台から始まり、サーフエギング専用の10ft台のロッドが登場する中、次は確実にショートの時代が来るとKは考えている。ショートでも十分な飛距離を出し、従来と変わらず楽しめるアングラーはきっと増えている。ただ、ショートの可能性に気がついていないだけだ。ガンクラフトなどは当初からショートロッドの可能性に一目置いていたメーカーだったが、どうも盛り上がらずに終わってしまった感がある。ショート信者のKとしては非常に残念ではあるが、シマノ・ダイワあたりがこの可能性に着目し、再度火をつけてくれることを信じてやまない。