ジギング・エギング in 三浦半島西部 Part2

 

15:00

日の入りも徐々に早まっているので、前回の釣行よりもやや早めに葉山港到着。

すると、見慣れた車が。そして、堤防先端付近で見慣れたシャープなシャクリをする髭男。

釣り友シ○ちゃんと奇跡のバッティング!(と言いつつ何度もあるような気も…)

聞くとまだ特に気配も無いようなので、いつものように釣り漫談。

 

15:20

今日も2部構成を予定していたので、ここでのエギングは封印。

始めからメタルマルを投入し、青物、あわよくばのタチウオ狙い。

 

15:30

本日は月曜日のため常連もあまりおらずほぼ貸切状態。

シ○ちゃんが堤防入口付近、Kはその場(先端)で、と幅広く探ってみた。

その時、堤防先端付近で常連とおぼしき初老の男性がコンスタントに何か釣っていた。

カマスだ!

早速離れていたシ○ちゃんにLINEで報告するも無視。

こんなこともあろうかと昨日仕込んでおいた投げサビキ(カマススペシャル)を投入。

が、こちらも無視。

 

16:00

早々にカマスを諦め、メタルマルその他諸々をendlessな気持ちでcast。

タダ巻き、リフト&フォール、ストップ&ゴーなどなど持てる技をすべて投入。

が、ピクリとも反応せず…。

 

16:10

青物を意識した高速タダ巻きからのフォールでF3.5(指3本半ね)のタチウオHit!

追ってこれるスピードではなかったのでたまたまフォールした場所が良かったのか?

これを見たシ○ちゃん、すかさず戻ってくる。

Hitルアーはメタルマル19gレッドフレーム

「俺にも貸して」とタチウオの取り込みに苦労したKを横目にパープルを取り出しキャスト。

本人ビックリの1投目でHit!

今季タチウオ専用のルアーまで購入しても釣れなかったというタチウオが釣れて嬉しそう。

それもハンパなくwww

これを書いている今でも40を超えたオッサンの屈託のない笑顔は脳裏に焼き付いている。

 

16:20

無事に取り込みを済ませた後、着水からのロングテンションフォールでHit!

タチウオの出現でほぼ絶望と思っていたサバだ。

40は無いまでも35程度はあったので、このサイズなら同時期に回遊するようだ。

その後、シ○ちゃんにもサバ&カマスがHit!

すっかりメタルマルがお気に入りのご様子。

 

「祭りか!?」なんて思ったのもつかの間、これにて閉店ガラガラ。

 

しかし、この日はここからがスゴかった。

 

17:00

舞台をとある漁港に移し第2部エギングを開始。

この場所は角が人気の場所で大抵先行者がいるのだが、この日はエギンガーすらいない。

ゆっくり準備していると、この場所を狙ってきたであろうエギンガーが近づいてくる。

準備途中のタックルを手に急いで場所を確保。無事確保。

ただ、向かう途中に何故かカラビナでガッチリ留めているはずのハサミが落ちるハプニングあり。

しかし!奇跡的にテトラの隙間に挟まり無事確保。

ちなみに、スゴいのはこれではない。これだったら怒られることぐらい承知している。

 

17:05

そんなハプニングもあり5分ほど準備に時間を費やした。

隣に陣取ったエギンガーは早々にキャストしていたようだがまだ釣れていないようだ。

それにして風も波も無く海は非常に穏やか。この上ないエギング日和だ。

立ち位置は角のため270°キャスト可能。

右側はお隣エギンガーが探った後のようなので左側から攻める。

 

1投目。

アタリ! → スカ(おそらくこれは持ち所が悪かったため…、とでも言っておこう)

 

17:10

2投目。

アタリがあった付近よりやや遠目に着水。

まだ潜んでいるであろう水深2m付近でテンションフォール。

気持ちよく持っていく。ここでまず1杯。

横抱きしてるしww

 

17:15

3投目。

同じ場所でテンションフォールするとモゾッ。

聞きアワセて掛けて2杯目。

1杯目が横抱きしていた割にはアタリが小さい。

 

17:25

5投目。

Hitした場所は少し寝かせるため左側から正面へ攻撃をシフト。

この日は居れば活性が高そうだったので、着底を確認してから一気に2mシャクリ上げる。

フォールへ移行した直後に3杯目。上出来だ。

 

17:40

正面にも居ないようなので、お隣エギンガーが攻めていた場所にキャスト。

あまり期待しないでいると、この場所での1投目に違和感あるも乗らない。

2投目で慎重に探っているとまたもや違和感があったのでスイープにアワせ。

やたらと引くこの4杯目が今日一番の450g(自宅計量)。

 

17:50

用事を思い出したこともあり、場所を大きく変えて前回調子の良かった岸壁中央付近を再調査。

で、ここでもHitの5杯目。

 

18:00

合計5杯で満足の帰宅。

 


 

【総括】

第1部(ジギング)は決して満足のいく釣果ではなかったが、気配の薄い中でタチウオを筆頭に釣り上げることができたのは評価して良いと思う。あくまでメタルマルのおかげで、自分の腕ではないという気もするが・・・。

第2部(エギング)は非常に満足。今思えば、活性が高かったのか低かったのかわからないが、小さなアタリを含めてすべて「掛かっていた」ではなく「掛けた」ことは大きく評価したい。最近強く思うのは、同じエギを使い続けることの大切さ。写真を見てもらえればお分かりのとおり、実はK、未だに旧エギ王(Q浅)を好んで使用している。かれこれ4年は使用しているので、「水中でエギがどう動いているのか」ある程度正確に読めているのではないだろうか。ある程度エギングを続けて「これだ!」というものを見つけたら暫く使い続けてみることを強くオススメする。釣りの世界でも『石の上にも3年』だ。

ジギング エギング ランガンツアー in 三浦半島西部

 

16:00

葉山港到着。日の入り(閉門)までの1時間勝負。

というのも、前回ココへ来た時に学んだことをいざ実践。

やはり常連は細かく知っているんだろう、ココのポテンシャルを。

当時18時の日の入り(閉門)で17:30に到着し、あれよあれよと言う間にサバを数本サクッと釣り上げ悠然と立ち去って行った。

一言でいうと「職人」

NHKのプロフェッショナルに出てもおかしくない。いや、ぜひ出て欲しいものだ。

 

そう、この場所はおそらく閉門間際でないと釣れない場所なのだ。

この日もやはり16:30まで青物の動きなし。

 

16:10

暇つぶしにエギを投げたらコウイカが釣れた。

 

2014-10-28 16.06.42

これはこれでナイスPlay。

実はK、最高級と言われるアオリイカよりもコウイカの方が食味は良いと思っている少数民族のうちの一人。

半年ぶりに食えるのかと思うと喉が鳴る。

 

16:20

この時間になっても誰のロッドも曲がらず。

嫌な予感。確かにこの前の職人もいない。

だが、職人の教え(いつ教わった?)を信じてキャストを続ける。

すると10分ほどしてから着水地点のベタ底からシャクり上げた直後にHit。

 

16:30

サバを1匹追加。

「さぁ戦いだ!」

2匹目のドジョウならぬサバを求めて再びキャスト。

だが、どうも続かない。おかしい。群れが小さいのか。

Hitしたベタ底・中層・表層すべてのレンジを探るも、メタルジグのカラーチェンジやサイズダウンを試みるもまったくの無反応…。

さてどうしたものかと万策尽きた感が漂い始めた10分後。

 

16:40

タチウオが釣れた。

明確な理由はないが、タチウオと言えば東京湾という印象が強かったのでかなり意外。

サバが釣れない理由はこれだった。

指3本半、上等。

 

16:48

閉門まであと10分少々という限られた時間の中でタチウオ2匹目をGet。

なぜか尾の付近に鈎掛りしていたので、まぁよう引きました。

あまりのドラグの出っぷりに「ワラサっ!?」とちょっと焦ったほど。

残り10分少々でワラサなら完全に閉門アウト。

警備員さんの怒りを鎮めるのにワラサを献上すればごまかせるかちょっと真剣に考えた。

秋イカ用のライトエギングタックルなので無理をせずランディング。

これも指3本半、OK、OK。

 

16:58

閉門2分前に何とか脱出成功。

 

18:00

本日第2戦の会場到着。湘南某所とでも言っておこう。

本来なら三崎付近まで南下してエギングの予定だったが、予定外のカミサンからの要求に応えるため自宅からもさほど遠くないこの場所をセレクト。

正直この場所とはあまり相性が良くない。

 

満潮は18:40。下げ初めのあたりが勝負時かと。

潮はほとんど流れておらず生命感は限りなく少ない。

知ってか知らずか他のエギンガーも姿は見えず。

秋イカなのでランガン開始。

 

19:00

2014-10-28 19.09.48

300~400gかと思われる1パイをキャッチ。

エギをシャクリ上げた直後にラインがふけるアタリ。

夜はラインが見えないので、このアタリを確実にモノに出来たことは大きな一歩。

 

19:10

2ハイ目を追釣。和幸のロースカツぐらいの大きさ。

かなり上の層までシャクリ上げた後なのでかなりの距離を追っかけてきたナイスファイター。

 

20:00

カミサンからの帰宅命令に背くことは死に値するため、後ろ髪をエギにアタックしたアオリイカのごとくグイグイ引っ張られながら帰宅。

 

ここでの帰り際に地元アングラーと情報交換。

やはり今年はどこも厳しいらしい。

沼津方面まで遠征するも貧果に終わったとのこと。

それにしてもこの御仁、カヤックも所有しており、海の近くに住んで釣り三昧のご様子。

パドルボードフィッシングの存在や周辺の情報も教えてもらって本当に感謝。

こういう人とはぜひお友達になりたいものだ。

 

今回の釣行内容は自分でも納得。

久々にカミサンの実家にも十分なおすそわけができた。

帰宅後、カミサンを前にクーラーBOXを開けたKがドヤ顔だったことは言うまでもないだろう。

2014-10-29 10.17.07