以前、 ダイワのリールを卒業した話をしたと思うが、その理由の一つを言い忘れた。
「オーバーホールのし易さ」である。
オーバーホールを自分でやる人ならわかるだろうが、ダイワのリールはとにかく余計なもの(余計ではない?)が多すぎる。
それに比べてシマノのリールは構造が非常に簡単で、ドライバーと眼鏡レンチさえ扱うことが出来ればどんな素人でもオーバーホールできるのではないかという程。
これほどまでに無駄を省いてもなおスムーズな回転を生み出す技術は「さすがシマノ」と大声で言いたくなる。
が、言う機会はないだろうww
躊躇している御仁がいるならぜひチャレンジしてみてほしい。ただし、シマノのリールでね。
ちなみに下の写真はパーツクリーナーで洗浄している部品を待っているリールたち。
気がつきました?
そう、同じリールが3つあるんです。
シマノの08セフィアCI4 C3000S×2とHGDHの3つ。
さすがにこれはやりすぎの感が否めないが、せめて2つあれば仮に1つを分解して戻せなくなったとしても、残りの1つを参考に戻すことが可能。
過去の教訓からKはこうしている。
そう、戻せなくなり有料でメーカーに戻してもらった経験があるのだ。これほどバカバカしい出費はない。
ちなみに、この写真を見て1つ思い出したので付記。
赤マルで囲っているのはリールアームの固定軸。
純正は銀色なのだが、金色に替えたくてアルテグラアドバンスの固定軸を発注。
サイズは問題なし。全体のカラーリングもイメージ通り。
ただし、なぜかローターがグラグラする。
この時に同時に全分解してオイルメンテしたので原因を解明までに1時間ほどかかってしまったが、なんと原因はこのリールアームの固定軸。
純正と重さが1gと変わらないのに、純正に戻すと正常になる。
ここでも緻密な計算の上で成り立っているシマノの技術には驚かされた。
さて、話は変わりベイトフィネスで使っているレボLTのハンドルの交換について。
念願のカーボンハンドルを手に入れ、ついでにベアリングもフル装備に。
重さはこのとおり。
んっ!?まてよ。
交換前の純正ハンドルを計ってみる。
変わってないんかい!!
そう、カーボンハンドルにしたことで軽量化したものの、ベアリングをフルで入れているので、結果としてこうなってしまったのだ。
戻すべきか… ベアリングを外すべきか… 悩む…
が、
「うん、戻さずに使うことにしよう。」
だって、カッコイイんだもん♪
※ と、普通ならここでドレスアップしたLTの写真でもドーンと掲載するところなのだろうが、写真を撮り忘れるという失態…。機会があればUPしまーす。